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[ 西塚 宏 ]経営者の視点 ~本格的景気回復はいつか~

経営者の視点


11月18日の日経朝刊によると、単身世帯が全世帯の60%を超えたという。
2011年6月の国勢調査によると1人暮らしの世帯は1588万5000世帯で、
総世帯に占める割合が32.1%であったから、わずか2年で約28%も増えたことになる。
これによって市場環境も激変している。スーパーに行くと1人世帯を対象に
した弁当、総菜の売場面積が広がりつつある。コンビニも同様である。葬儀渥さんに聞くと、
大きな葬儀が減少し、10人以下の身内葬が増えているという。
お寺さんは、檀家の数が減少し、東京都内の名刹、古刹でさえも永代供養を生前に頼む
独り者が珍しくなくなった。その結果、墓地、墓、仏壇の需要が減少した。

指導先に、和菓子、蕎麦、饂飩の箱を製造販売しているところがある。 5年前に売上が684,913,389円あったが、直近では516,100,107まで下がった。 実に1億7千万下がったことになる。この原因は何か。 贈答、土産の習慣が稀薄になったことである。 社長が言うには、コンビニの台頭だと言う。近所のコンビニを調べてみた。 セブン・イレブン、ローソン、ファミリーマート、ポプラである。 販売しているのは、どら焼き、最中くらいで他に和菓子と呼べるものはない。 次に百貨店、高島屋、三越伊勢丹、松坂屋、小田急、東急の和菓子店舗を調べてみた。 虎屋を除いては、どの店でも菓子の1個売りを行っていた。 私が注目したのは、アマンドである。1個売りの紙包みの他に、2個、3個、5個、6個売りの箱があった。 10個、20個入りの箱もあったが、もはや主流ではないことが分かった。 この傾向は全国同じであろう。箱屋は、こうした1個売りの和菓子市場に対応しなければならない。 駐車場での自動車を見ると、圧倒的に小型車が多い。セダンが少ない。 ボルボ、ベンツ、レクサスの高級車は、たまに見かけるが、主流ではない。 燃費の節約、節税のため小型車が売れるのである。 バブル崩壊以来、23年たった。その間、年収は横ばいで、消費者は、節約思考に染まっている。 デフレを脱却し、2年間で2%の物価上昇目標を、日銀の黒田総裁と安倍総理は掲げている。 日銀は21日の金融政策決定会合で、4月に導入した、金融市場に供給するお金の量を2年で2倍にする 「量的・質的金融の緩和」の継続を決めた。 内外の経済指標は比較的堅調なため、景気は緩やかに回復しているとの判断を維持した。 ただ消費者マインドは、頭打ちの兆しがみられ、今後の景気回復シナリオを慎重に点検した。

本格的景気回復は未だなのである。