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【平松陽一】組織を動かす経営計画  02

組織を動かす経営計画


02.経営計画の「計画」の意味をつかむ

どのような企業であっても戦略がなければ成立しません。
戦略というと、いかにも堅苦しくなりますが、ようするに
どうすれば利益を上げることができるかということです。経営者であれば誰でもが考えていることです。
戦略が何もないということになれば企業経営はありえないわけです。
この経営戦略の実行プログラムが経営計画です。一般に計画というのは、
将来の行動の予定を立てるということです。つまり、何を、いつ、どこで、どのように実行するのかを
あらかじめ決めておくことが「計画」するということです。

企業においては、将来の企業活動の「予定」をあらかじめ決めることによって企業活動を
効果的に進め、利益を生み出そうということになります。経営活動のための目標を設定し、
その目標をクリアするための方策を立案し、その実行のための活動予定を決めることが「経営計画」です。
企業経営は、合理性を追求することを最大の特徴としています。
そのためには、経営計画を合理的に策定し、その結果をフィードバックすることによって、経営活動を
「計画-実施-統制」のサイクルで回し続けることです。
ところが、高度成長期においては、少々の予算のタレ流しやムダ遣いは問題とされず、
混乱の起きない範囲で数字合わせをしていればよいという時代が続いていました。
「経営計画」は、いわばつじつま合わせを意味していたのです。
しかし、激変する経済環境のなかでは、企業は計画的な経営をしなければ、環境の変化に
適応することができなくなりました。
「どうすれば利益を上げることができるのか」という戦略に基づく経営計画を立て、
実行していくしかなくなったのです。


次回:2016年3月2日 掲載

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