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【平松陽一】人と仕事と仕組みの『スリーバランスセオリー』 4

スリーバランスセオリー


4.「○○さえあれば主義」が幻想



経営者と話していて思うのは、無いものねだりが多いということだ。
「○○さえあれば」というが、それがないのがあなたの会社の特徴であり、
それでも会社は何とかやっていけているのではないかと思う。
だからといって、そのために何か手を打っているかというとそうではなく、
ただ無いものねだりをしているだけなのだ。これに対しては、打つ手は2つある。

1つは、外部からもってくることであり、もう1つは内部で創るということだ。
この2つとも難しいと経営者の多くが思い込んでいるふしがある。
たとえば後継者は、何とかしなければと思う一心で、経営を継承してしばらくの間は、
いろいろとアプローチをしてみるが、やがて諦めてしまうのである。

足らないものをやろうとする時には、協力する社員がいる。
それは、この後継者が次の社長だからそれに従っていれば、
社長になった時に引き上げてくれるだろうという思いからだ。
しかしそういう人達も本当にやる気があるならば、
先代の社長の時に少しはやってもよかったのではと思うのだが、
やらなくても咎められることがないのだから、やらない方が良いということになってしまうのだ。
後継者を担ぎ上げて、やってみても上手くいかないと、俺は関係ないよということになってしまう。
本気で担ぐ気がないのだ。私は、「○○さえあれば」という経営者の方に申し上げるのが、
今は諦めたっていいじゃないですかということだ。
今、その企業が成り立っているのは、スリーバランスが不十分だけど低位なところで
収まっているという事実である。

『ドベネックの要素桶』という生物理論がある。
これは、植物の成長を桶の水に、栄養素を桶を作っている板に
それぞれたとえると、一枚の板だけがどれだけ長くても、板の一番短い部分から水が溢れだし、
結局は一番短い板(一番少ない栄養素)の高さ(量)までしか水は入らない(植物は成長しない)ということだ。

全てに当てはまるものがあるのではないだろうか。
不足していても、不足の中で成り立つものがあるというところが組織の面白いところなのだ。


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