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【平松陽一】人と仕事と仕組みの『スリーバランスセオリー』 37

スリーバランスセオリー


37.集中と分散を繰り返すことのできる組織


よい集団規範を社内に浸透させるために行われるのは、社内研修や可視化
社員と経営者の対話場面で
「権限は中央集権化した方がよいか分散させた方がよいか」
という質問を受けた。

この会社の社長が答えた。
「それは交互に変わることだ、それができる組織をつくっていかなければならない」
という返事をした。
私は、この社長は組織の本質を分かっている社長だなと感じたものだった。
というのは、この企業は設立間もなく、まだ強力なトップダウンで進めて
いかなければならない状況にあったし、それが成長の源泉でもあったのだ。
ところが、やがてそのやり方では限界になってしまうということを
この社長が話してくれていた。さりとて、分権化が全てではない。
やがてそれもどこかで限界になってしまうというものだった。
だから、また集中化するということなのだ。

企業を運営する上で、組織がどうなるということを描ける人材が求められる。
自然発生的に出来た組織はどこかで限界が来る。
私は、かつて超一流企業であったところが倒産寸前までいってしまう
ということを何回と見てきた。一方で、今日まで生き残っている企業は、
組織を変えてきている。この中央集権と分権化のバランスを何とか調整を
してきていることにあるのだ。
スリーバランスで言えることは、3つの脚が同時平行で伸びていくことが
理想である。しかし、現実にはそんなことはあり得ないのだ。
どこか一箇所が伸びていき、それに合わせるように他の脚も伸びるように
なるこのバランスなのだ。

よく生産効率を上げるには、どうしたらよいかと質問を受ける。
理論上は、生産のバランスを見て進めていくことですとなる。
ところが一番簡単なのが、生産現場がこなさなければならない仕事量を
山積みにすることなのである。 
ちょっと乱暴な話になるかもしれないが、生産の合理化は仕事量が豊富に
あって成り立つものなのである。
組織が科学的であるのが、生産現場の現実である。
だから、仕事の脚を高めることによって、他の脚がそれに追いつこうというのだ。
もしそれができないのであれば、営業を含めて経営のあり方を
考えなければならない。つまり、組織の抜本的な見直しもしなければならないのである。


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