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【平松陽一】人と仕事と仕組みの『スリーバランスセオリー』3

スリーバランスセオリー


3.人はルールには従わないという事実



コンサルタントという仕事をしていると、社内ルール(規則、基準)をつくることを頼まれることが多い。
また、公開のセミナーでもそれに類したものが多い。
ルールを作るのはいいが、例えば人事評価のシステムなどは、作ってもそれを本格的に動かすには
3年程度はかかる覚悟が必要だ。また、いざ本格的に人事システムを稼働させようとすると、
あちこちから出てくるのが「前のシステムの方がよかった」という声である。
しかし「前のがダメだからこうしたのだ」と言いたくなるのは、よくある話である。
私は、東日本大震災で津波に流された指導先の会社で、「ルールで縛ったところで人は動かない」
ということを痛感した。
千年に一度というまさに空前絶後の体験をしたのだから、人の考え方が変わってしまうということは
誰でも想像がつく。


家族や親戚が流されてしまった人であれば、おそらく誰でも
「もしかしたらどこかで生きているのでは…」との思いを
否定できないだろう。
そのために、会社のルールを無視してでも人を探すことに
必死になる。


ましてや、流されて間もない時は、支援物資をどう分配するかで不公平があったことも事実なのだ。
そもそも、会社であっても支援物資をルールで平等に配るなどということはなかなかできないのだ。
これが現実だ。
ところが、この現場から遠く離れた東京本社の人達は「当然ルールに従ってもらわなくては困る」
というのである。
ルールを守るのはそんなに難しいものではないが、現実にはそれが出来ないことがある。
ここでバランスから考えなければならないのは、仕組みだけに手を打っても
どうにもならないということである。
では私がこの状況をどう乗り切ったかについては、後述することとする。


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