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【平松陽一】人と仕事と仕組みの『スリーバランスセオリー』 19

スリーバランスセオリー


19.歪みは2つの相互関係からアプローチする


スリーバランスセオリーで大切なのは、どこか1ヶ所を動かすのではなく、
3ヶ所のバランスを見ながら動かすことである。
その時に3つの内の2つに注目して動かすことが効率を上げることとなる。
この場合に、3つの全てに手を打つということは、現実的に難しいところがある。
例えば、営業の仕事を既存顧客中心から新規顧客開拓に変えようとする時、
仕事の進め方を改めなくてはなりません。
同時に、ITの仕組みを変えるということもしなければならないというものです。
勿論、この時に人材についても手を打たなければならないが、

まずは進め方と仕組みに手を打ってみるということである。そして、この2つについて、
人の面に手をつけるということをしてみることである。
それでは時間がかかり過ぎる、スピードについていけないと思われるかもしれない。
しかし、中堅中小企業に限らず、3つの脚に同時に手をつけるには、リスクを伴うことなる。
また、どことどこが並行してきたかという基準がつくれないのである。仕事と仕組みのバランスが出来れば、
それに合わせて人材をどこまで教育しなければならないかが明らかになってくるのである。

この2つの脚に目をつけ、総合関係から平衡感覚を作るということをすることにより、基準が明らかになる。
ところが、そのことが分からずにただ新規開拓の営業を行わせると、
人にだけ圧力をかけるのでは、結果は見えてしまうのである。


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