最近の電子書籍マーケットは大きく成長を遂げています。かつてはノーマークだった電子書籍も年々売上を伸ばしているのは事実で、着実に生活に浸透しつつあります。そんな中、アメリカが電子書籍におけるある研究を発表しました。
それは読書や学習における子どもの電子書籍の利用についての現状です。これは出版社と協力してまとめたもので、この調査はアメリカの6~17歳の子どもとその両親1074組を対象に行われました。
まずは電子書籍を読んだことのある子どもの割合ですが、2010年は25%とマイナーなツールでしたが、今回の調査ではおよそ2倍の46%に増加したことがわかったそうです。性別や年齢に関わらず割合は増加傾向にあり、年特に9~11歳の男の子の方がこの2年間の増加率が高いことが明らかになりました。
また、「電子書籍は読書への姿勢に何か影響を与えたか?」という質問では、全体のうち21%がより多く本を読むようになったと回答しています。男の子は26%、女の子は16%の子どもの読書量が増加したことが明らかになったのです。
今回の調査結果からは、今まで電子書籍を読んだことのない読書家である子どものうち、57%は電子書籍を使えるようになればもっと本を読むだろうと回答。つまり、電子書籍が読書を好きなるキッカケになるかもしれません。読書が嫌いな子どもを読書家にするためには電子書籍の存在がとても大きなものになるでしょう。
ここでちょっとおもしろい名言を送りたいと思います。
「人生の前半は親に台無しにされ、後半は子によって台無しにされる。」
クラレンス・ダロー
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