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日本は「質」で勝負するクオリティ国家を目指せ! 大前研一著「クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道」

クオリティ国家

巨額の財政赤字、高齢社会、衰退する家電産業……。アベノミクスで巻き返しを図りつつあるとはいえ、日本の経済、財政状況はまだまだ予断を許さない状況が続いています。一体、この国はどこを目指していけばよいのでしょうか? そんな漠然とした不安を抱いている方にお勧めなのが、経営コンサルタントでビジネス・ブレークスルー大学学長の大前研一氏の著書「クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道」(小学館)です。

大前氏は、早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経てマッキンゼー・アンド・カンパニー・インクに入社しました。以降、世界の大企業や国家レベルのアドバイザーとして活躍するとともに、「新・国富論」や「平成維新」といった著書で新しい国家像について活発な提言を行っています。

大前氏は「クオリティ国家という戦略」の中で、「今世界で繁栄している国には2つのタイプがある」と定義しています。

一つは、経済規模が巨大で、人口・労働力のボリュームと低コストの人材費を強みとして工業国家モデルで急成長している中国、ロシアなどの「ボリューム国家」。もう一つは、経済規模は小さく、人口が300万~1000万人、一人当たりのGDPが400万円以上の「クオリティ国家」です。クオリティ国家の特徴は、質の向上を目指す国家であり、スイス、シンガポール、フィンランド、スウェーデンがその典型です。人件費は高いですが、それをカバーする付加価値力と生産性の高い人材が揃っており、自前での繁栄を目指すのではなく、他の国々の繁栄を取り込み自国を繁栄させていく力に長けているという共通点があると言います。

 

現在の日本は「中途半端な国」 早急にクオリティ国家への転換を

これに対して日本は、「ひとことで言えば『中途半端な国』になっている。人材の質も中途半端で、人件費が高いのに付加価値力や特にサービス業の生産性は低い」と指摘。その上で「クオリティ国家の大きさは、日本が道州制になった場合の道州と同じくらい。ならば、日本は早急に道州制を導入し、各道州がスイスやシンガポールやフィンランドなどを参考にしながら思い思いの戦略を立てて、自立したクオリティ国家を目指せばよい」と提言しています。

著書では、世界経済フォーラムの国際競争力ランキングで1位となり、最強のクオリティ国家とも言われている「スイス」、時代ごとに巧みに国家戦略をチェンジし海外企業の誘致に成功してきている「シンガポール」などの例を挙げ、日本の生きる道を探っていきます。

新しい「日本の姿」を考える上でうってつけの1冊です。