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仕事の「意味」、「やりがい」が分からなくなった人の処方箋 寺島実郎 著「何のために働くのか 自分を創る生き方」

仕事やりがい

大卒者の31.3%が3年以内に会社を辞めてしまう―。厚生労働省の就職離職状況調査で明らかになったこの数字に、企業関係者の多くが「なぜ?」と首をかしげたと思います。就活という険しい関門をくぐり抜けやっと勝ち取った「就職」。辛抱すれば願いが成就するという意味の「石の上にも3年」という言葉は、今の若い人にとってみれば遠い昔の話になってしまったのでしょうか。

企業も悩みは深いですが、就職を目指す若者、働き始めた若者も「働く意味」や「やりがい」の最適解を探してまさに右往左往しているといった状況です。では働くことにどのような意味があるのか?「素朴」ですが、掘り下げれば深い闇の中に入りそうな難題を解きほぐし、迷える人たちの羅針盤となるのが寺島実郎著「何のために働くか 自分を創る生き方」(文春新書)です。

長年、商社マンとして世界を見てきた寺島氏。あるインタビューで、「4年前に多摩大学の学長に就任し、講義やゼミといった場で多くの学生に接してきたが、学生にとって今の時代にやりたい仕事に巡り合うのがいかに難しいかを痛感した」と話しています。

 

納得する仕事は「ツトメ」と「カセギ」の両立が大切

この体験などがきっかけとなって執筆された著書。寺島氏は、「働く」ことは社会と繋がり、自分もやりがいを感じられる「ツトメ」と、しっかりとした経済的自立を目指す「カセギ」を両立させることができなければ「自分が納得できる仕事には出会えない」としています。しかし現実は、急速なIT革命の進展などもあり、仕事の多くが「誰にでもできる仕事」となり、その仕事を「組織の歯車」と自覚しながら黙々とこなしていくのが現状です。

ではどうすればよいか?その処方箋が本書には詰まっています。

寺島氏は、まず「自分探し」などをしないで、とにかく与えられた仕事に没頭することで「自分」というものが見えてくるはずだと説きます。その上で、建築家の安藤忠雄氏、ソフトバンクの孫正義氏など、事業に執念を燃やす経営者がいかに「仕事」に意味を見出してきたかを探っていきます。

後半は、「どんな時代に生きているのか」を把握していない人が「自分が納得のいく仕事」に出会えるとは思えないとの認識に立ち、IT革命やアジアダイナミズム、エネルギー革命など世界で起こっている新しい動きについて、長年世界を見続けてきた寺島氏ならではの視座を展開します。グローバルな視点から「働く」ということの意味を考えていきます。

 

働くことに疑問を覚えた就活生、社会人のみならず、社員のモチベーション低下を心配する企業経営者、企業の採用担当者にも必読の書と言えるでしょう。