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【平松陽一】組織を動かす経営計画 32

組織を動かす経営計画


32.取締役と執行役員の違い

中小企業の経営計画をチェックする機会に気になっていることがある。
それは、執行役員が増えているという事実だ。
執行役員制度は様々な視点から導入されている。

・ 取締役を少人数にして、意思決定を速くすること
・ 取締役となるための見極め期間
・ 現場の仕事の処理をスムーズに行う為

等があるが、本質はそうかと疑いたくなることがある。
中小企業のように人数が少ない組織で、本当に上記のようなことが必要だろうかということだ。
それよりも、経営計画についての責任を持つことが出来る人を取締役にすべきではないだろうか。
身分は一般社員で、責任だけ取らせるという制度は執行役員から見ると、
単に給料を下げているだけと見られてしまうことになりかねない。
なぜ取締役にしないのかとある中小企業の社長に聞いたところ、まだ早い・若いからということだった。

考えなければならないのは、
経営計画でチェックして、その評価で賞与をしっかり出すことであり、
執行役員という名称を付けただけで、
処遇は大して変えないで使うだけというのでは、先は見えたものだ。
問題は何をチェックして評価するかということだ。
一般社員は、人事評価を行うべきであるが、
一方、執行役員はこれでは困る。成果に応じてどれくらい配分するかという発想をすべきである。

次回:2017年10月4日 掲載

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