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【平松陽一】社長・後継者のためのホンネ経営 Ⅳ-36

Ⅳ.「出退」


36.人と会うことの大切さ

社長の仕事は、広く様々な人と会うことです。
ここで申し上げたいのは、「広く」と「様々な人」ということです。
どうしても仕事が固定化してくると、特定の人とは会いますが、それ以外の人とは会わない傾向があります。
確かに、人生永く生きていると人を見る目が育ってくるのは事実だと思います。
そこでつい「あの人と会っても参考にならないよ…」と言ってしまうと、それを聞いた周りの人が、「社長は会いたくない人がいるんだ」と思って、その後は紹介しようとはしなくなってしまいます。
よく考えてみれば、そのような人からも学ぶべきものは多くあります。
そもそも人に会うとは、損得だけではないのです。
例えば、同窓会なども、ある年齢を過ぎると同じような境遇(参加できる環境)にある人が集まる傾向があることに気づくはずです。そして、お互いに誉め合うことになります。
類は友を呼ぶは言葉としては面白いのですが、この裏に隠されている本質的な部分に注目すべきではないでしょうか。
私はこの人と決めたら、相手が迷惑でない限り永年に渡り合うようにしています。よく言われる言葉に「私と会っても参考にならないのに…」というものがあります。それでよいのです。
「名誉とは死人の食い物」これが本質です。

次回:2020年1月8日 掲載予定

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