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【平松陽一】社長・後継者のためのホンネ経営 Ⅱ-15

Ⅱ.「巧手」


15.細分化と概略化の2つの思考法

経営を細分化して見ていくことは大切ですが、
それだけでは到達できないところがあります。
そこで見直されるのが概略化という大雑把な考え方です。

実際に経営していると、大雑把で概略的な発言の方が役に立つという場面に遭遇します。
逆に具体的に話そうとすると、発言が止まってしまうということを
誰でも1回や2回は経験があるはずです。
経営は、やるかやらないかのどちらかを展開することです。エイ・ヤーという発想もあるのです。
いや、経営はエイ・ヤーの方が多いのではないでしょうか。

各社の経営理念を見ていて思うのは、
人によって解釈が違うのではないかと思うものがあります。
これは、同じ言葉であっても、人によって取り方が違うということです。
一時期、中堅中小企業で顧客第一主義という言葉が流行しました。

行く先々でそれを見る度に、分かっているのかと思ったのと同時に、
無いよりあった方が良いのではと思ったものです。
顧客第一主義が悪いというのではありません。
適用できるところとそうでないところがあることに気付くべきなのです。

次回:2019年2月20日 掲載予定

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