略歴

1958年 生まれ
1981年 東京大学工学部産業機械工学科卒業
1983年 東京大学大学院工学系研究科
産業機械工学専攻修士課程修了
1983年 日立金属株式会社入社、同社磁性材料研究所勤務、磁気ディスクの開発に従事
1987年 同社設備開発研究所に転勤、磁気ヘッド生産設備の設計に従事
1989年 HMT Technology Corp.に出向、磁気ディスクの生産に従事
1992年 同社退社
1992年 東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻助教授
2001年 東京大学工学部附属総合試験所教授
2002年 東京大学大学院工学系研究科総合研究機構教授
2006年 東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻教授、現在に至る

1991年12月 東京大学より博士(工学)を授与
論文題目「ハードディスク用磁気ヘッドの滑走時の挙動に関する研究」

研究・専門テーマ

■生産技術
■失敗学
■創造設計 
■ナノ・マイクロ加工 
■加工の知能化 
■科学器械の微細化 

現在は、家電製品の事故から考える創造的安全設計法、衝撃によって発生するボルトのゆるみメカニズムの解明、マイクロ流路を用いたセラミクススラリーの混合方法の開発、ナノインプリントリソグラフィにおける二酸化チタンを用いた残膜除去技術の開発、大面積マイクロレンズアレイフィルのローラ成形技術の開発、などを行っている。

講演テーマ例・内容

■労災関連
『失敗学-原因から未来の失敗を予測する-』

内容:
失敗学を一言で言えば、失敗知識のナレッジマネジメントである。
失敗が起きるごとに原因を究明してデータを作成すべきである。そして、現在のリスクに気付いた時点で、似たようなシナリオで起きた過去の失敗をデータベースから探索すればよい。
この失敗知識を使えば、看過して大きな失敗に成長する前に、未来の失敗を予測してリスクの芽を摘むことができる。

■経営者向け
『気付きの想像力-過去を参考にしてリスクやチャンスを見つける-』

内容:
現場のリスクや、新商品のチャンスに気付くためには、過去の知識データベースを再利用するナレッジマネジメントが有効である。これまでは、それを過去と現在の類似感に気付くことが大切だったが、これでは過去の前例が少ないときや、そもそも設計解が模倣できないときには役に立たなくなる。そこで最近は、過去の知識では説明できないが、五感で違和感を感じ取ることが重要になってきた。

書籍

「続・失敗百選 – リコールと事故を防ぐ60のポイント」 (森北出版 2010)
「知っておくべき家電製品事故50選-事故を知るとリスクが見えてくる」 (日刊工業新聞社 2010)
「創造はシステムである 「失敗学」から「創造学」へ」 (角川書店 2009)
「創造設計の技法」 (日科技連出版社 2008)
「失敗の予防学-人は、なぜ“同じ間違い”を繰り返すのか」 (三笠書房 2007)
「失敗は予測できる」 (光文社 2007)
「失敗百選-41の原因から未来の失敗を予測する」 (森北出版 2005)
「公理的設計」 (森北出版 2004)
「創造設計学」 (丸善 2003)
「生産の技術」 (養賢堂 2002)
「機械創造学」 (丸善 2001)
「設計のナレッジマネジメント」 (日刊工業新聞社 1999)